介護の問題は、今や日本人の誰もが関わる課題として毎日のようにメディアに取り上げられ、国民全体の関心事となっています。
この度JAAでは、介護の必要な家庭と社会・現場の多方面で活躍するセラピストの育成を目的に、コロナ禍で休止していた「介護アロマコーディネーター講座」を、全国どこからでもPCやスマホがあれば学習可能な、完全オンラインシステムにて再始動することといたしました。
JAA常任理事の浅井先生が提唱する介護アロマは、
・脳に心地よい環境をつくる
・生活の質を向上させる五感を取り戻す
この2点をコンセプトに構成されています。脳を心地よくするということは、認知症の接遇にもなり、また、五感を取り戻すためのアプローチは、介護の大いなる手助けになります。そして、「安心・安全、家庭の主婦ができるケア」をテーマに、
・高齢者に安全なアプローチ
・介護の場で生かせるアロマの活用
・手によるふれあい「癒しの手」
この3点を座学と手技の軸においています。
介護保険法改正以降、介護アロマが行政にも注目され、ようやく追い風が吹いてきました。アロマテラピーによる癒しが介護に活かされはじめ、全国から喜びの声も届いています。今こそ、皆さんと共に介護アロマの風を吹かせていきたい、そう心から願っています。